こんにちは!ビグモリです。
医薬品卸歴10数年以上です。今現在、令和2年4月6日でコロナショック真っただ中です。
このコロナ騒動が始まり、「卸辞めたい。。」「卸は給料安い。。」「卸の仕事あほくさ。。」などと言う若手は減ってきましたが、現場からは不満が上がってきています。
会社の指示で「コロナにかかるな!」「仕事は休めない・・・!」「医薬品を届ける任務がある!」などと喝が入っています。
卸のMS(営業)の仕事は、医療機関へ医薬品を納品する仕事もある。コロナが流行っていても納品だけはしなくてはならない。
病院を担当しているMS(営業)であれば台車で輸液なども運んでいる。
医薬品卸ってめちゃくちゃ目立たないけど頑張ってるんです….!!
とはいえ、仕事は薬の納品、ルート営業、新薬や新ジェネリックが出たら「少しの間でいいので薬を置いておいていいですか?」という謎の営業を5~6社の卸が行う。
薬局に薬を配置して、処方する医者に使ってもらうように「お願いします~」とお願いをする。最近の若いMSは処方元のところにも行かないのも増えている。
これ営業なのか・・・と思うかもしれないが、これもメインの仕事である。
医薬品卸10年以上やって身についたスキル
医薬品卸の仕事で身に付くようなスキルはない。
配置のスキルならあるぞ。。。
多少、営業やっていたな~という感覚は身に付くとは思うがほとんど何もないと思った方がいい。
10~20年勤めている人でもエクセルが苦手、パワーポイントが苦手だという人が山ほどいる。
さらには、社内システムの中に10年近く同じ場所に書類が入っているのに毎回場所がわからなくなるという学ぶ気持ちゼロの大人が大勢いる。
医薬品卸の談合事件
この件は私からは何も言えません。
得意先から各卸の見積もりで安いところを集計してきてくれと依頼はされたことがあるが・・・
なぜに見積もりを取る相手にとりまとめをさせるのかと思ったりもした。このように、たま~に変わった得意先もある。
【日刊薬業】アルフレッサHD、グループ卸5社でも機構改革 談合疑惑を踏まえ: 昨年11月末に医薬品卸大手4社が談合疑惑で公正取引委員会から犯則調査を受けた問題に絡み、アルフレッサ… https://t.co/FioWx6D61D
— 日刊薬業/MEDIFAX 主要ニュース (@jiho_seed) February 27, 2020
医薬品卸をどうしても辞めたい場合
直ぐには辞めない方が良い。コロナショックで医療業界で卸が意外と最強ではないかと思った人も多いはず。
なぜなら、マスクや消毒液や医薬品は絶対に売れ続けていく。残れるなら残る方が良いかもしれない。
とは言え、こんな卸業界を去りたいと思う若手は多い。
辞める前に転職エージェントへ必ず登録し面談をしてもらいたい。医薬品卸より良い会社は山ほどあるが、コロナショックのようなことがあれば転職先も少なくなる。
転職エージェントを利用することで、自分のスキルや転職できる業界などを知ることもできる。会社にバレることもない。悪いことが1つもない。
転職エージェントへ登録すると、下記のことがわかります。
医薬品卸から脱出した元MSの話を聞こう

医薬品卸から脱出した方々の意見です。
GEメーカーのMRになりました。移動距離は多い時は1日300kmだが、休みを自分でコントロールできるし、卸には絶対戻りたくない。
某漢方メーカーMRになりました。上司のパワハラがある。転職したいが漢方メーカーの場合は他のメーカーへ転職しにくいらしい。今となって後悔。社内環境は卸の方がマシかも。
〇〇デンシャルに入りました。数カ月持たずに退職。その後、検査キットメーカーへ転職。なぜかトップセールスへ。
エンジニアへ転職。オンライン学習から始めた。その後、企業へ内定したが、即辞めてフリーランスへ。
保険会社へ転職し即退職。その後、工事現場で仕事をしていたとのこと。
大きな失敗がないのは再び医療業界へ転職している人です。卸の扱いや得意先への立ち回りが案外できているのか上手くいっている方が多いです。
これからMRとなればリストラなどが増えて、決して楽な業界ではありません。MR以外の道を探すことをおすすめします。
MSから脱出したい場合は、複数社の転職エージェントに登録がおすすめです。
転職エージェントへ登録して面談をしてみて自分の可能性を見つけてみてはどうでしょうか。
辞める=諦める=逃げるという決断ができる人は生き延びるということです。
諦めも逃げもせず、勝てない戦をずっと続けていくと最後は死ぬんです。
卸の仕事をそう簡単にやめちゃいかんよ!エージェントへ登録面談後、上手く行きそうなら辞めてもOK!
コメント