CMでおなじみのキャッシュレス決済「STORES決済」。2021年当時は「QRコード決済の対応が弱い」という弱点がありましたが、2026年の今は状況が大きく変わっています。調剤薬局への導入を検討している方は、この記事で最新のスペック比較と使い分けを確認してみてください。
この記事のポイント
・2021年と違い、STORES決済もQRコード対応が大幅に充実
・調剤薬局ではエアペイが依然として一歩リード
・LINE Payは2025年4月で終了、今はPayPay+クレカ中心の時代
導入を検討している店舗の方は当記事を最後まで確認してみて下さい。派手なCMだけ見るとどれも良さそうに見えますが、調剤薬局というシーンに絞って考えると選択基準は明確になります。
STORES決済の現在地(2026年時点)

2021年時点では「STORES決済はWeChatPayしかQRコード対応していない」という大きな弱点がありました。しかし2022〜2024年にかけてPayPay・楽天ペイ・au PAY・d払い・Alipay+などを順次追加し、2026年現在は主要QRコード決済をほぼカバーしています。
ただし、決済ブランド数・電子マネー対応数ではエアペイがまだ一歩リードしている状況です。調剤薬局のように来局者層が幅広い業態では、網羅性の高いエアペイがやはり安定の選択肢になります。
※なお、2021年当時の記事で紹介していたLINE Payは2025年4月30日をもってサービス終了しました。ユーザーの多くはPayPayに吸収されているため、現在の調剤薬局でまず押さえるべきはPayPayと主要クレジットカードの2本柱です。
調剤薬局に幅広く対応できる万能キャッシュレス決済としては、やはりエアペイが筆頭候補です。
こちらの記事でも紹介しています。
エアペイ(AirPAY)は調剤薬局に必須!クレジットカード決済で患者を増やす
STORES決済とエアペイの決済ブランド比較【2026年版】

クレジットカード決済ブランド比較
主要国際ブランド(VISA・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club)はどちらも対応しています。エアペイは中国系観光客向けの銀聯(UnionPay)にも対応しており、インバウンド対応では若干優位です。

QRコード決済対応ブランド比較
2026年時点では、STORES決済もPayPay・楽天ペイ・au PAY・d払い・Alipay+・WeChat Payに対応しています。一方エアペイは、PayPay・au PAY・d払い・楽天ペイ・J-Coin Pay・Alipay+・WeChat Pay・UnionPay(銀聯)に対応しており、特に日本国内シェアNo.1のPayPayがどちらでも使える点は共通です。
QRコード決済に関しては、両サービスとも調剤薬局に必要なラインはほぼ揃ったと言ってよいでしょう。差別化ポイントは電子マネーと交通系ICカードの対応範囲にシフトしています。

電子マネー・交通系ICカード対応比較
ここが両サービスの差が出るポイントです。エアペイはKitaca・Suica・PASMO・toICa・manaca・ICOCA・SUGOCA・nimoca・はやかけんの全国の交通系ICカードに対応し、さらにiD・QUICPay・Apple Pay・Google Payまでカバー。ほぼ万能です。
STORES決済も交通系ICカードと主要電子マネーには対応していますが、調剤薬局のように患者層が幅広い業態ではエアペイの網羅性が安心材料になります。

STORES決済とエアペイの決済端末を比較

導入に必要なのはiPadもしくはiPhone
STORES決済とエアペイともに、端末代の無料キャンペーンを継続中(2026年時点)。必要なのはiPhoneもしくはiPadです。
STORES決済はAndroid系スマホ・タブレットでも一部機能を使えますが、電子マネー決済に制限があるためiPadでの運用が無難です。iPadは現行のエントリーモデルで十分動作します。
導入費用・周辺機器の比較
- STORES決済・エアペイともに初期導入費用・月額費用はゼロ
- 振込手数料は両サービスとも基本無料(STORES決済は振込額10万円未満で手数料が発生する場合あり)
- レシートプリンタは別売り(Amazonなどで2万円前後から購入可能)
- iPad・iPhoneが手元にない場合は別途購入が必要
決済手数料の比較
STORES決済・エアペイともに、決済手数料は1.98%〜3.24%のレンジ(2026年時点、ブランド・プランにより変動)。業界最安値水準なので、ここでの差はほぼありません。
- クレジットカードの手数料相場:3.24%前後(大手決済サービス)
- QRコード決済の手数料相場:1.6%〜3.24%前後
両システムともに、手数料競争力は十分あります。調剤薬局の決済金額レンジでは実質的な差は軽微です。
まとめ:2026年、調剤薬局のキャッシュレス決済は「エアペイ優勢」継続
2021年当時よりSTORES決済の対応ブランドは大きく拡充され、両者の差は縮まりました。しかし、調剤薬局で求められる「交通系ICカード・電子マネー・主要QRコードの全部入り」という条件ではエアペイが依然として優勢です。STORES決済も使い勝手は良くなっていますが、調剤薬局に来局する40〜60代の主要患者層が使うPayPay・Suica・クレジットカードをカバーし切るなら、エアペイが1本目の選択肢として無難です。
PayPay利用者の年齢層トップ3は、1位:40代・2位:50代・3位:30代。この層はまさに調剤薬局の主要患者と重なります。

まだキャッシュレス決済を導入していない調剤薬局には、エアペイ一択と言って差し支えありません。無料導入キャンペーンも継続中なので、まずは資料請求から始めましょう。


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