こんにちは!ビグモリです。
医薬品卸歴10年以上です。
調剤薬局って、分かりやすく潰れますね。
医者が死んだり、近隣に医療機関が出来て、患者減少したり、金払い悪かったり・・・
そうなると、カウントダウンという感じがします。
調剤薬局の経営者の方々も、薄々気付いていると思いますが、処方箋に依存し過ぎる経営は危険だということです。
調剤薬局の多くが、集客に関しては他人任せです。
そこで、多くの方が馴染みのあるLINE公式アカウントを使った集客方法をご紹介します。
2019年3月までは、初期導入費用800万以上、月額250万と大企業しかまともに使えないサービス。
それが、無料で利用できます。
これを知らない経営者はヤバいと思いませんか。
LINE公式アカウントは、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で企業や店舗がアカウントをつくり、ユーザーへダイレクトに情報を届けられるサービスです。
調剤薬局のLINE公式アカウントはこんな感じ
イメージとしてはこんな仕様にもできます。
色々な可能性が見えてきそうですね。
処方箋の受付サービスと合わせて、OTC(サプリ、化粧品などあらゆる商品)の宣伝をともだち追加してくれている患者(客)にダイレクトにアナウンスできます。
このLINE公式アカウントのことを知らない経営者の方が多く、もったいないです。
LINE公式アカウントの開設
調剤薬局用LINE公式アカウントの使い方を軽く解説!
処方せんカメラ機能を付けたり、リッチメニューを作成しよう!
LINE公式アカウントのあいさつメッセージとリッチメニュー作成で躓く人がいると思うので、軽く解説します。
あいさつメッセージここで作成↓
リッチメニューはここで作成↓
下記のサイトが参考になりますので、どうぞ。
canvaで作れます。上の4分割で1200pxと810px
【LINE】リッチメニュー画像の作り方③〜Canvaを使って作成しよう〜
LINEでカメラ起動やカメラロールは下記を参考にどうぞ!
個人でも登録できるの、物は試しでやってみてごらん!
パソコンで編集しないと厳しいぞ。
調剤薬局のLINE公式アカウントの料金体系
まず、簡単に料金体系を説明します。
旧LINE公式アカウント(LINE@)は初期費用800万、月々250万ほどかかっていました。
それが、2019年4月から、全ての機能が無料で使えるようになったスペシャルなサービスになりました。
これ知らないなんて、ありえません。
下記の条件が付くようになりました。
LINE公式アカウントは、月に1,000通までは無料です。
詳しくはLINE公式アカウントサイト内でご確認下さい。
有料コースに移行しても安いので、問題なしです。
客10人に10回メッセージを送ったら100通送ったことになります。
客100人に、月に2回メッセージを送ると200通送ったことになります。
有料プランになっても大した金額ではありません。
フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
---|---|---|---|
月額固定費 | 無料 | 5,000円 | 15,000円 |
無料メッセージ通数 | 1,000通 | 15,000通 | 45,000通 |
追加メッセージ料金 | 不可 | 5円 | ~3円※詳細はこちらよりご確認ください。 |
固定費0円で誰もが大きなビジネスチャンスをつかむことができます。
調剤薬局のLINE公式アカウントの活用方法
薬局内に下記のような簡単なチラシやポスターを掲示しましょう。
(canvaで適当に作ってみました)
(QRコードはCMANで作成です。)
チラシやポスターは店内に数か所の配置が望ましいです。
さりげなく友達追加してもらえるよう頑張りましょう。
QRコードやポスターの作成は、LINE公式アカウント内で簡単に作成できます。
LINE公式アカウント内のホーム→友達追加に入っていくと、QRコードが作成できます。
アカウント認証をすれば、専用ポスターの作成も可能です。
声掛けできそうな患者であれば「健康情報やお買い得商品の情報発信をしていくので、LINEの友達追加お願いしま~す」と患者にQRコード付きのチラシを配布するのもOK。
調剤薬局のLINE公式アカウントを使った利益の出し方
兎にも角にも、ともだち登録(集客)の部分が一番大切です。
集客を頑張りましょう。
月に1~2回ほど、ともだち登録をしてくれた人達に、健康情報&お買い得情報(クーポン)など付けてメッセージを送ります。
医薬品卸などから、ドラッグストアやスーパーではあまり販売されていないものを探して仕入れていきましょう。
例として、化粧品や調剤薬局限定品など。
利益率が高く、お客さんが得したな~と思えるものを選定します。
今なら、殺菌消毒関係のスプレーなどなど?
そして、定期的にともだち登録してくれている方へ健康情報やお買い得商品のことなどをメッセージで送っていき、そのうち処方箋無しでも薬局にお目当ての商品を購入しに来店します。
薬局として、在庫を置きたくない商品でもメッセージで「ご予約を希望の方は予約とメッセージを下さい」など送っておけば余計な在庫をしなくて済みます。
お得に販売する代わりに完全予約制などとします。
LINE公式アカウント内で男性限定、女性限定に絞ってメッセージを送ることも可能です。
なんとなくイメージは伝わっていますか??
本気に集客を考えているなら、やった方がいいです。
初期費用なし、月額は1000通まで無料
有料になっても安い!
詳細:LINE公式アカウント
補足情報として実例を紹介します。
健康教室などの開催もおすすめです。高額なサプリメントの販売&宣伝もしてもいいでしょう。
イベントを企画しても最初は2人しか来なかったなどもあるかもしれませんが、
地域の薬局としては健康に関するイベントを定期的に開催していけば、いづれ患者は処方箋を持ってくると思いますよ。
勘違いしないで頂きたいのが、このLINE公式アカウントは処方箋を獲得するためではなく、地域の小さな弱小薬局が患者(客)をファンにさせるためのアイテムです。
処方箋が送られてきた・・・ラッキーというのではなく、オリジナリティ溢れるメッセージを送り地域で勝っていく薬局を目指していきましょう。
このようにめちゃくちゃ良いシステムでも、待ってるだけでは友だち追加してくれる人はいませんので、積極的に登録をしてもらいましょう。
最後に
LINE公式アカウントってなかなか面白いサービスではないでしょうか?導入費0円で、処方箋を持ってくる患者(客)以外の集客ができたらすごくありませんか?
処方元の患者激減でも、店舗がありLINEで集客さえできれば、お客さんの教育次第で、定期的な利益を稼ぎ出せます。化粧品、サプリが売れ、何かしらの代理店代わりになってもいいかもしれません。
患者から商品を購入するお客さんへ育てていく為にもLINE公式アカウントを利用してみるのもいいかと思います。とりあえず、私もLINE公式アカウントについて勉強しています。医薬品卸のMSの方は、調剤薬局経営者の尻を叩いて提案してあげましょう。
こういったコンサルの積み重ねが、脱医薬品卸につながり、最強のマーケティングスペシャリストではないでしょうか。提案のしやすさでいうと、キャッシュレス決済最強のエアペイがおすすめです。
他にもグーグルマイビジネスは必須です。調剤薬局やクリニックはしっかり学ばないと大きな損失を招きます。
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