ブラック企業を即効辞めてやったぜ!という気持ちいい話を聞く一方で、大変残念なことを聞きました。
「上司に辞めると言いにくい」・・・
私も同じ経験があります。→私のプロフィール
当時の仕事は、かなりブラックです。今考えると、残業代もないわ、謎の強制で朝早いわ、イスが飛んでくるわ・・・。労災もんです。
そこの先輩社員達から、「3年は続けろよ!?」
何の根拠で「3年??」
当時の私はワケわかめでした。
そして、退職してから分かったのが「上司もバカだった」ということです。
その当時の私も世間知らずでバカだったのです。
嫌な合わない仕事を3年続ける意味がない「命の無駄使い」
「仕事は3年続けろ」の本当の意味は、
・入社してすぐ辞めたら、会社に貢献できていないし、人件費の無駄。
・ブラックな環境に対応させるための忍耐力(感覚を麻痺)を付けさせる。
・辞められたら次に育てる者を採用しなければならない。
上記のような会社都合があるから「3年続けろ」というなぞの引き留めが行われていたのかもしれません。
私は前職を度重なる引き留めがあり、3年半ほど続けてしまいました。
もし、あの会社をすぐに辞めていたらもっと他にも可能性があったのではないか・・・と負け惜しみかもしれませんが考えることがあります。
今の会社を退職するということは「逃げる」ということではありません。新しいことにチャレンジするということです。
ブラックな会社を続けた同僚はどうなったのか
同期入社で4~5人はいたかと思います。
現在、ブラックな会社に残っているのは1名です。「もう俺辞めるわ」と一番最初に言いだして奴がなんとまあ続けています。
そのブラックな会社に残った同僚の現在は、10年以上耐えていくうちに、社名が変わり、社員が減り、暴力的な上司が辞めて居心地が良くなっているようです。
社員が減り、パートの方々が入りブラック的な風潮が浄化されてきたのか?と思ってしまいました。その社員は結婚し子供もいます。
ブラックな会社に耐えることは美学でもなんでもなく人生の無駄遣いだという考えは変わりませんが、続けていくうちに社内環境の変化というのは確実に起きていきます。
この元同僚の場合は結果的に良かったというだけです。ブラック企業に精神をやられる前に普通の会社への転職をおすすめします。
ブラック企業を転職した同僚はどうなったのか
今でも、連絡を取り合っている元同僚がいます。
勤める企業は違えども一緒に転職活動を行いました。
1人はハローワークを使い、私ともう1人は転職エージェントとハローワークを併用しました。
ハローワークを使った同僚は、置き薬の会社に転職しました。数年続けノルマがきつくて退職し、現在ドラッグストアで働いています。(誰もが知ってる)
転職エージェントを使った私は医療系の営業マン&サポート。(比較的自由があり仕事はやりやすい)
もう1人も転職エージェントを使い、MRへ転職しました。(GEメーカー)
まとめ
「退職したいけど言えない」と悩んでいた私もその1人ですが、現時点でブラック企業や嫌な合わない仕事であれば、悩む必要はなく退職しましょう。
もし仮に30代40代で家族もいるし・・・という理由で悩んでいるのであれば、1人で転職活動は辞めましょう。なるべくなら、転職エージェントを利用し自分自身のスキルの棚卸を行いましょう。
30代以降の転職のやり方は、複数社の転職エージェントへ登録し自分に合うエージェントを見つけ活動を行いましょう。転職エージェントへの登録は在職中も可能で、無料で相談できるので、使わない手はないでしょう。
転職エージェントを活用することで、普段、転職サイトやハローワークには出回らない優良求人に出会える確率が格段に高くなります。
その理由は、通常であれば企業が求職者に対して書類選考を実施し面接、内定となる工程を転職エージェントからの紹介となると、書類選考は簡単に合格し、面接まで行くこともあります。
転職エージェントが認める人材となると内定までが早く、転職成功へ繋がります。

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